人生はなぞるものじゃない、描くものだ。

"人一人が一生をかけて描いた絵は何よりも美しい"私の人生で出会った人のことや、僕が日々考えていることをかいていくブログ。

「あなたなら大丈夫」という言葉

"あなたなら大丈夫"

僕はこの言葉を頻繁に使う。

それはその人に勇気を持ってもらいたいからだ。

 

しかし、違う意味で受けとる人もいることを知った。

「まだ頑張れっていうの?

「もう無理。限界。

「なんでそこまで頑張らなくちゃいけないの。

こういった感じだ。

 

ぼくは励ましているつもりだったが、

人によっては追い込まれているように感じてしまうらしい。

 

やはり伝えるというのは難しい。

 

確かに言われてみれば、ぼくの周りでもいる。

「お前なら大丈夫だよね?できるよね?

(結果がでなかったらわかってるね?)

「君のこと信じてるよ?

(私の考えはわかってるよね?うまくやってくれよ。)

 

こんな裏の言葉が聞こえるときもある。

確かに、これはつらい。

ぼくも伝える側として、こんな風に受け取られるとつらい。

 

では、どうしたらいいのだろうか。

 

まず、どう伝えるか?より何を伝えるか?が重要だ。

 

ぼくの伝えたいことは、

あなたの判断に任せる。

あなたなら、よりよい方向へ進ませることができる。とぼくは信じている。

あなたを信じるぼくを信じてほしい。

ぼくが信じるあなた自身を信じてほしい。

(某アニメで聞いたようなセリフだ)

でも、言いたいことはまさしくこれだ。

あなたを信じるぼく自身を信じたいと、自分に言い聞かせる側面もあるかもしれない。

それは信用ではなく、信頼だ。

※信用とは担保があっての利害関係。信頼とは無償のつながり。

 

結果がでなくても、ぼくの責任だ。

あなたは精一杯やってくれる人だと知っている。

たまたま今回は結果がでなかっただけ。

次にもう一度任せたとき、きっと今より成長しているはずだ。

あなたは反省し、改善することができる人だと知っている。

だから、あなたなら大丈夫。

 

一方後者の場合は、

あなたはどんな手を使ってでも、結果を出してくれるよね?

もし結果がでなくても、私の責任ではなく、あなた自身の力不足だよね?

これは信用の関係だ。

あなたには興味ない。あなたのだす結果にしか興味ない。

あなたが出せなければ必要ない、

ほかの人に出してもらえばいい。

 

書いてて胸糞悪くなってきましたが、

上司の視点で考えればメリットだらけだ。

すごく簡単で、

 

 

そして楽だ。

 

手柄は自分、

責任は相手。

 

その上の上司がどう判断するかはわからないが、

そういった上司の上司も似た人種である可能性は高い。

そして、出世していく人も似たような人種だろう。

ある意味すごい組織ではある。

 

 

ちなみにぼくも経営者だ。

会社の責任はとる覚悟はあるが、だからといって会社そのものに固執しているわけではない。

あくまでぼくが実現したいものの手段の一つとして会社をつくっただけだ。

社員にもお客様にも、自分の力を存分に発揮してもらいたいし、自分の才能を開花させてほしいと思っている。

「私はなんだってできる。」

誰だって自分が思う理想の人生を切り開ける。足りないのは勇気だけ。

だから勇気をだす練習をしよう。

慣れるまでは怖いかもしれない。

だからぼくがついてる。

それが会社そのものより、事業を通して、日々の業務を通じて、ぼくが大切にしていること。

 

見返り?

よりよい社会に近づけてくれること。

一歩でも前に進めること、理想に近づけること。

強いて言うならそれがぼくが求める見返りです。

 

大丈夫、あなたならできる。

ぼくは信じている。