ジョブスの言葉

Appleの元CEOスティーブ・ジョブス氏。

彼から影響を受けた人は多くいるだろう。

ボクもその一人だ。

彼のスピーチで一番彼らしいと思う言葉はこれだ。

「点と点は繋がる。」

“繋げる”ではなく“繋がる”とー。

それはまるで自分ではコントロールできない力によって生み出されたもの。

好奇心の赴くまま、自分の直感や感性を純粋に追い求めた結果にすぎない。

富や地位もその結果にすぎない。

私はただただ純粋に、シンプルに、自分を追い求めた、楽しかった。

数字やロジックではなく、イメージとして表現してのが実にジョブスらしい。

彼の言葉を、成功したいなら、、、と捉えている人がいる。

でも彼はきっと、人を愛していたし、自分自身の人生も愛していた。

だから、成功じゃなくて、より良い人生の歩み方を伝えてるように僕には感じた。

自分を愛して、人を愛する。それが最も楽しい人生だからと。

サービスや製品ではなく、ジョブス自身の世界を見せてくれた。

一方、日本の起業家に愛は少ない。

数字やロジック、過去からの実績から予測、

彼らの示す未来は容易に想像できる範囲だ。

現状の延長戦でしかない。

若者にかける言葉も、

「私はこうして成功した。」

という歴史の改ざんや、

「あなたより優秀な人はいっぱいでてくる。」

「将来あなたのできる仕事はない」

といった恐怖を煽るやり方。

一昔前の広告かよ。とツッコみたくなる。

人それぞれの人生を見ていない。

あなたはそのままではダメだ。

もっとこうしなさい。

そんな人たちが

学校教育を批判しているから笑ってしまう。

やっていることは学校となんら変わりない。

本質は何も変わってない。

でも彼らに憧れる若者はたくさんいる。

彼らのようになりたいと。

彼らの言葉を信じて。

でも、何か違う。

こんなはずじゃなかった。

燃料がきれたように、

スイッチがオフになったように、

ある時、ぷつんっと切れるのだ。

そこで、こう思う。

やっぱり自分は彼らのような成功者にはなれないんだ。

ここで踏ん張れないやつが成功者になれるわけないんだ。

しかし、断じて違う。

そこからが本当の人生だ。

あなただけの人生が始まる。

あなただけの成功が待っている。

多くの人が成功をしようとして、

他人より優れようとして、

他人と同じことを

誰かを操る、

賢い魔法使いになんて興味ない。

それは魔法使いではなく手品師だ。

ぼくは

バカみたいな魔法使いが好きだ。

現実では考えられえないことを平気で信じてるヤツ。

それは自分の世界を持っているやつだから。

そんな魔法が言い合える社会を実現したい。